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靴の恐怖。

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さて、

あんなこんな(?)で、ついつい大き目の靴を選んだり、

正しい靴の履き方を知らない人が増えています。

「リラックスして座ってるときなんかは、できれば脱ぎたい!」

「あちこちでの脱ぎ履きが、ハッキリ言ってめんどくさいから!」

「足を締め付ける(感じがする)靴は、窮屈だし絶対イヤ!」


こんな意見をよく聞きます。

とってもよくわかります。


でもですね、

この考え方や習慣は、実はとても、とてもデンジャラス。

こうなってしまった背景には、実は靴の恐怖と風習の2つがあります。


まず、靴の恐怖。

別に靴が怖いんじゃないのですが、、、

ヒトの身体は何万年もの進化によって自然にできあがったものですよね。

進化の過程では裸足で土の上を歩くというのが自然だったわけで、

今のように舗装道路の上を靴を履いて歩くというのは、人間の自然な姿ではありません。


人間の行為というのは、道具を使えば使うほど難しい。

たとえば、ゴルフやテニスは難しいですよね。

でも、サッカーやキャッチボールなどは意外と簡単にできます。

なんでもそうですが、人間は道具を何も使わないで、

身ひとつで行うものは練習しなくても比較的ラクにできるようになる。


ところが環境を変えてしまったら・・・

土を舗装するという大きな環境変化を起こしてしまったら、裸足では歩けなくなってしまいます。

そうすると、何かを履かなくてはいけない。履き物というのは、足にとっての道具です。

この道具が足にあってないと、足にトラブルが生じてしまう。

初めてテニスをする人がとんでもなくゆがんだ、身の丈にも全然あってない打ちにくいラケットを

持たされていたらどうでしょう? 使いづらいですから無理に使う。

そうするとどんどんフォームが悪くなっていきます。

フォームの悪いプレイを続ければ、当然身体のどこかに負担がきます。

テニスだったら肩などを痛めるのかもしれませんが、

足の場合は、足の裏や指、ひざや腰と、下から順番に悪くなります。


ヨーロッパで靴が普及したのは、今から200年以上前。

当時ヨーロッパの人々は外反母趾やタコに悩まされていました。

今私たちが履くような指を覆う履き物ですが、質も悪く足に良くなかったのです。

よほど選んでケアして履けばいいのですが、普及した当時はそのような知恵はありませんから、

適当に買ってきて、これではいけないということで、ヨーロッパ人は靴を買うときに

多くの時間を費やすようになったわけです。

そうして、親から子へ知識が受け継がれていく。

この靴は足に負担が大きいから、履くときはパーティ会場まで持っていって履き替えましょう、

というような生活習慣が普通にあるわけです。


それだけとっても、日本は非常に遅れています。

靴が完全に普及してまだ60年あまりですから、靴が怖いという認識が甘い。

日本の母親の靴の買い方をみていてもかなりいい加減です。

買い方の基準も正しい履き方も知らない。

社会人になっても見た目で気に入った靴を選んで、

自己申告サイズを店員に伝えて適当に買っているわけです。

足に良いわけがないですよね。


アフリカの一部の国など、靴があまり普及していない場所へいけば、足の悪い人は極端に少ない。

日本では戦前は外反母趾といったら医者でも知らない人がいるほど、まれなケースだったわけです。

それが今急増している。

もちろん、靴がすべてにおいて悪いわけではありません。

最近は足に負担のかからない靴の開発も進んできています。

ただ、構造の悪い靴が世の中に溢れていることも確か。

きちんと正しく選ばないと、靴が引き金になって足も悪くなるし歩き方もおかしくなる。

そして、最後は悪循環になって、毎日過ごせば過ごすほど、足・ひざ・腰などが悪くなっていくんです。

次の風習の大問題については、明日へ続く (すみません・・・)

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